So-net無料ブログ作成

大掃除で測る自宅の放射線量。 [気になる下落合]

測定値ベランダ.JPG
 暮れの大掃除で、東日本大震災の2011年Click!と翌2012年Click!につづき、昨年もベランダや庭先の放射線測定を行なってみた。おしなべて線量は漸減しているのだが、少し特徴的な傾向が見えているので記録しておきたい。この特徴は、落合地域全体Click!にもみられる現象かもしれない。また、これはケヤキやクヌギ、コナラ、ミズナなど根が垂直に深くのびる樹木が多い、武蔵野原生林に特徴的な現象なのかもしれないのだが・・・。
 毎年、落ち葉が大量に積もる裏庭から測定しはじめてみたところ、堆積した落ち葉上は0.14~0.16µSV/hと思ったほど高くはない。昨年に比べ、0.02~0.04µSV/hほど下がっていて、いまのところケヤキの葉に明らかな濃縮現象はみられない。これは、武蔵野原生林を構成する広葉樹(落葉樹)の多くが、地表近くの浅い地中に根を拡げるのではなく、地中深く垂直方向へ根をのばす性格が強いことから、地表近くに堆積している放射性物質を吸収していない・・・という傾向からなのかもしれない。たとえば、スギなど比較的浅い地中に根を張る針葉樹が落葉したケースでは、まったく異なる数値をしめす可能性がありそうだ。
 ところが、いつもどおりケヤキの落ち葉をかき集めて45リットルのビニール袋に入れ、念のためにそれぞれの袋を測定したところ、測定値がいきなり0.25~0.28µSV/hにハネ上がった。堆積した落ち葉の上では昨年より低くなっているのに、それを掃き集めて袋に入れたとたんに放射線量が上昇するというのは、考えられる可能性はひとつしかない。落ち葉掃きは、当然のことながら地表の落ち葉だけを正確にすくい取って掃除するわけではなく、地表の塵や土も同時に掃き集めて、落ち葉といっしょに棄てることになる。つまり、落ち葉の下にあった地表の土や塵に、比較的高い放射性物質を含んだモノが存在した・・・ということだ。
 これらの微細な土や塵が事故当時と同一のものか、あるいはその後に堆積したものなのかは不明だが、少なくとも台風や大雨をへているにもかかわらず、裏庭の表土(ないしは塵)はこの3年間でもっとも高い放射線の数値を記録したことになる。裏庭(北側)なので、四方を家々や塀、大きな樹木などに囲まれて風雨が吹きこみにくく、表土や塵埃が飛ばされにくい環境であることを考慮すれば、さらに、新たに漏れた放射性物質が北風にのって事故以来、福島第一原発から飛来していないと仮定すれば、この高めの数値は事故当時あるいは一昨年の落ち葉(高線量)の残りが朽ちてて塵埃状になり、土の表面に薄っすらと堆積していた・・・と考えるのが妥当だろう。
裏の森.JPG
 この傾向は、南に面したベランダでも見られた。ベランダの排水溝にたまった落ち葉の上を測定してみたところ、0.17~0.18µSV/hと昨年より下がっているので安心していたのだが、落ち葉をすべて取り除いて念入りに水洗いし、念のために溝の排水口を測定してみてちょっとビックリした。この3年間、大掃除のたびにタワシでごしごし入念に水洗いをし、その都度、放射線の測定値をできるだけ0.15µSV/h前後へ下げていたにもかかわらず、今回も0.30µSV/hに近い数値が計測された。(ちなみにピーク時は測定器が警告音を鳴らす0.40µSV/h) 放射性物質は、驚くほどしつこいのがわかる。ベランダのケースも、落ち葉に含まれる放射性物質は昨年より低減しているにもかかわらず、一昨年より前の枯れ葉が朽ち果ててできたと思われる微細な塵埃には、いまだ高い線量が含まれているということなのだろう。ベランダはコンクリート製であり、その微小な目地に詰まった塵は、なかなかタワシで水洗い程度では除去できないと思われる。
 事故直後に高い数値をしめした、庭(南側)のクロモチやキンモクセイの樹の下も、大掃除ついでに測定してみる。これらの土面は、事故があった2011年にはピーク時で0.23µSV/hを記録したのだが、今年の測定では双方の樹下ともに0.18µSV/hに低減している。おそらく、雨水によって地表の放射性物質が地中に浸みこんだからだろう。土を少し掘り起こして測定すれば、おそらく高い数値の層があるはずだ。地表の線量が減っているのは嬉しいのだけれど、2階以上のベランダや屋根、庇、雨どいなどに降り積もっていると思われる、枯れ葉の塵埃が事故当時の数値からほとんど変化していないのが気になるところだ。塵埃は風に飛ばされ、どんな場所にでも吹きこむし、また呼吸によって体内に取りこむ可能性が事故直後よりもはるかに高いといえるだろう。
測定値クロモチ.jpg 測定値コケ.jpg
 余談だけれど、東都生協でとどく各地のコメを、事故直後からできるだけ測定するようにしている。東都生協は、高レベルの線量を記録した千葉県産のホウレンソウ(本来ならば出荷停止)を見逃して出荷してしまい、謝罪のパンフを各家庭に配った経緯がある。いまでは、より厳密な検査体制ができているようなので不安はそれほどでもないのだが、厳密に測定しているのであろう閾値以下の各地のコメが、どのような傾向をしめすものなのかを知っておきたかったからだ。
 わたしの家では、主食であるコメを東京よりも北の地域から取り寄せることが多い。これは、原発事故の前後にかかわらず、わが家の味覚に合うコメは東北各県や新潟、長野、そしてたまに気分を変えてあっさり系の北海道とすべて北国産なので、購入する産地はまったく変えていない。事故直後から昨年にかけては、0.12µSV/h前後をしめすコメがほとんどで、それ以下のコメは存在しなかった。しかし、昨年の秋からようやく0.08~0.09µSV/hのコシヒカリやアキタコマチ、ササニシキが流通するようになってきている。つまり、本来の自然に近い数値のコメだ。
 ただし、コメの内部に含まれている放射線量ではなく、あくまで米から出ている表面の放射線値であることに留意する必要があるだろう。測定は、放射線測定器をラップで入念にくるみ、袋詰めのコメの中へ沈めるという方法なので、厳密にコメの中に含まれた放射性物質の分析・特定とは次元が異なるものだ。あくまでも、表面だけの測定にすぎないのだが、それでもコメから放射している線量はそれなりに測ることができる。
 3年つづけて測定した結果をみると、同県産や同地域産のコメであっても、また同じアキタコマチやコシヒカリといった銘柄であっても、測定値がバラバラで一定していない。同地域の同じ町内で収穫され、数値の低かったコメを連続して注文しても、ときに0.11µSV/hだったり0.15µSV/hだったりとまちまちだ。これは、収穫期によって放射線の濃度が上下するのではなく、同じ町内の土地でも放射性物質が多く降りそそいだ田圃と、そうでもない田圃がまだらに存在していることが想定できる現象だ。あるいは、灌漑に用いている水系の差にも原因があるのかもしれない。
測定値白米.jpg 測定値玄米.jpg
 今年に入り、某県産のコシヒカリが事故直後と同様の0.16µSV/hと、通常線値の倍もある数値を記録した。わが家で想定できるように、周囲の山々(森林)から風に運ばれてきた腐葉土あるいは塵埃が田圃に降りそそいでいるものか、あるいは山の湧水源から流れてくる水系に課題があるのかは不明だが、東京湾岸の河口に堆積したきわめて高い放射線濃度を知るにつけ、これからさまざまな問題が起きてくるのではないかと、いまだ測定器を手放せないのが憂鬱でもどかしい。

◆写真上:相変わらず南側ベランダの排水溝は、高い数値を記録しつづけている。
◆写真中上:毎年、膨大な枯れ葉を散らす裏の樹木群。台風で大ケヤキの枝の半分が幹から折れたClick!にもかかわらず、落ち葉の量はそれほど変わらないのが不思議だ。
◆写真中下:昨年よりも線量が下がっている、南のクロモチ樹下()と南東側のコケ上()。
◆写真下:今年に入って、線量が0.10μSV/hを超えた比較的高めな某県産のコシヒカリ()と、同じ地域だが精米されていない玄米のままのコシヒカリ()。同一地域の生産米にもかかわらず玄米のほうが線量が低いのは、田圃の土壌汚染がまだら状であることをうかがわせる。


読んだ!(31)  コメント(41)  トラックバック(1) 
共通テーマ:地域

読んだ! 31

コメント 41

SILENT

我が家でも放射能の簡易測定再開してみようと思いました
状況により減るどころか増えている場所や環境、除染地区とは何が出来ているのか。移染に過ぎないのではと思っていますが。
by SILENT (2014-01-11 12:48) 

ChinchikoPapa

ランディ・ウィストン(p)の演奏は、独特な響きや音色がありますね。
nice!をありがとうございました。>xml_xslさん
by ChinchikoPapa (2014-01-11 15:42) 

ChinchikoPapa

最近、Jazzのliveアルバムばかり取り出して聴くのは、ちょっと生演奏に接していないので欲求不満なのかもしれません。nice!をありがとうございました。>NO14Ruggermanさん
by ChinchikoPapa (2014-01-11 15:58) 

ChinchikoPapa

きのうから、次元がちがう寒さですね。きょうの不忍池は氷結していて、カモたちが氷を割って泳いでいました。nice!をありがとうございました。>kiyoさん
by ChinchikoPapa (2014-01-11 16:04) 

ChinchikoPapa

仕事の50%がネットを通じての処理なので、これ以上関わると自身の勉強や遊びの時間がなくなってしまうため、さすがにfacebookは放りっぱなしで、Twitterには近づかないようにしています。nice!をありがとうございました。>いっぷくさん
by ChinchikoPapa (2014-01-11 16:12) 

ChinchikoPapa

ご訪問とnice!を、ありがとうございました。>nokanokaさん
by ChinchikoPapa (2014-01-11 16:15) 

ChinchikoPapa

わたしが地域のランキングを表示しているのは、アクセスの目安を直感的に感じ取るためです。いつも、たいがい5位から10位ぐらいの間を往来していますが、順位が上がったときになんの記事が読まれているのだろう?・・・と、アクセス解析へ入るきっかけづくりのようなものですね。順位が上がると、現掲載の記事へアクセスが多いとは限らず、過去の特定記事へのアクセスが集中していることもあり、なかなか面白い現象をみることができます。nice!をありがとうございました。>dendenmushiさん
by ChinchikoPapa (2014-01-11 16:29) 

ChinchikoPapa

「ワード・オブ・マウス」は懐かしいですね。渡辺香津美がゲストだった同バンドのコンサートは、横浜で観た記憶があります。当時、いっしょに出かけた昔の仕事仲間の顔が思い浮かびます。nice!をありがとうございました。>kurakichiさん
by ChinchikoPapa (2014-01-11 16:39) 

ChinchikoPapa

SILENTさん、コメントとnice!をありがとうございます。
「除染」という意味が、わたしにはわからないのです。あるポイントの表土を取り除いても、風雨に垣根はなく天候しだいで周囲から365日、放射性物質はやってくるわけで、わが家にみられるケースのように落ち葉などが朽ちた塵埃などに含まれていたら、あるいは水系によって山からの水が浸透する土地だとしたら、翌年にはまったくもとの木阿弥に近い状態になりますよね。
東京の汚染土は、いまだ関東ローム層の浅い位置にありますが、数年後に5m前後(落合地域の層幅です)の下にある武蔵野礫層(地下水脈層)までたどり着くとしますと、武蔵野のほとんどの樹木の根はここまで張っていますので、葉に含まれる線量がピンとハネ上がる年があるのではないかと思っています。
by ChinchikoPapa (2014-01-11 16:52) 

ChinchikoPapa

美しい大学キャンパスですね。図書館の自然光に照明の明るさが、なんとも落ち着いて読書できる風情です。nice!をありがとうございました。>八犬伝さん
by ChinchikoPapa (2014-01-11 16:59) 

ChinchikoPapa

ご訪問とnice!を、ありがとうございました。>mwainfoさん
by ChinchikoPapa (2014-01-11 17:01) 

ChinchikoPapa

うちでは粥が苦手なので、きょうは汁粉の日です。w
nice!をありがとうございました。>redroseさん
by ChinchikoPapa (2014-01-11 20:22) 

ChinchikoPapa

いつも、ご訪問とnice!をありがとうございます。>やってみよう♪さん
by ChinchikoPapa (2014-01-11 21:45) 

fumiko

ChinchikoPapaさんのブログで放射線測定器を初めて見た時は、
記事拝読と同時に、いろいろな機器をお持ちの方だなぁと感心して
おりましたが、今記事の某県産のコシヒカリの事例は、特にお米は
主食なので、とても怖いものを感じます。

by fumiko (2014-01-12 00:30) 

ChinchikoPapa

わたしの最初の記憶は、海辺で凧をあげてもらっている情景でしょうか。おそらく、3歳ぐらいの記憶だと思います。nice!をありがとうございました。>teftefさん
by ChinchikoPapa (2014-01-12 11:40) 

ChinchikoPapa

fumikoさん、コメントとnice!をありがとうございます。
わたしも、まさか放射性測定器を買うハメになるとは、ついこの間まで夢にも思っていませんでした。やはり、いくら80年代から90年代初頭にかけて輸入禁止の缶詰やワイン、海産物、小麦粉などが目についても、チェルノブイリは「他人事」だったと思い知らされます。
チェルノブイリの教訓を考慮しますと、これからは直接被曝ではなく呼吸や経口を通じての内部被曝を、どれだけ低く抑えられるかが大きな課題になってきますね。チェルノブイリでは、ヨーロッパの小麦やパスタ類の高線量が顕著でだったように、穀物類は放射性物質が残留しやすく、また毎日確実に口にしますので、いちばん大きな課題だと思います。
by ChinchikoPapa (2014-01-12 12:00) 

ChinchikoPapa

「りす」の漢字をリスに化けさせたら、たいしたものだと思います。w
nice!をありがとうございました。>H.Kosugeさん
by ChinchikoPapa (2014-01-12 12:03) 

ChinchikoPapa

東京といっても地方のひとつなわけですから、少なくともこの地域の歴史や文化、生活観や社会観を知らない都知事選候補者は論外ですね。元宮崎県知事の名前が挙がったときには冗談かと思いましたが、けっこうまんざらでもなかったようで、この土地と彼とは史的にいったいどんな繋がりがあるのか、摩訶不思議に感じました。nice!をありがとうございました。>はせおさん
by ChinchikoPapa (2014-01-12 12:29) 

ChinchikoPapa

ドライブスルーの映像は、楽しいですね。w
nice!をありがとうございました。>enisさん
by ChinchikoPapa (2014-01-12 12:34) 

ChinchikoPapa

周囲の装飾が派手で色彩が多いぶん、教会には白と黒の僧衣が似合うのかもしれませんね。nice!をありがとうございました。>ryo1216さん
by ChinchikoPapa (2014-01-12 12:38) 

ChinchikoPapa

最近、ケガをしても包帯をめったに使わなくなりました。キーボード入力がしにくいのと、指紋認証のせいでしょうか。nice!をありがとうございました。>さらまわしさん
by ChinchikoPapa (2014-01-12 13:59) 

ChinchikoPapa

いつも、ご訪問とnice!をありがとうございます。>ネオ・アッキーさん
by ChinchikoPapa (2014-01-12 16:51) 

ChinchikoPapa

正月は空気が澄んで、ほんとうに新月がきれいでした。
nice!をありがとうございました。>hanamuraさん
by ChinchikoPapa (2014-01-12 17:59) 

ChinchikoPapa

組曲『銀河鉄道の夜』のハーモニズムは、透明感に拡がりがあっていいですね。nice!をありがとうございました。>アヨアン・イゴカーさん
by ChinchikoPapa (2014-01-13 14:40) 

ChinchikoPapa

ご訪問とnice!を、ありがとうございました。>ハマコウさん
by ChinchikoPapa (2014-01-13 14:49) 

ChinchikoPapa

最近、スペイン映画が元気ですね。DVDでもよく見かけます。
nice!をありがとうございました。>makimakiさん
by ChinchikoPapa (2014-01-13 14:50) 

ChinchikoPapa

お嬢様の成人式、おめでとうございます。
nice!をありがとうございました。>さらまわしさん
by ChinchikoPapa (2014-01-13 14:53) 

ChinchikoPapa

消費税のアップは、「アベノミクス」のエセ・インフレーション演出のひとつじゃないかとさえ思います。ほとんど博打のような経済政策で、一歩まちがえれば60年代の一時の米国のように、出口の見えないスタグフレーションの可能性大ですね。nice!をありがとうございました。>siroyagi2さん
by ChinchikoPapa (2014-01-13 22:11) 

ChinchikoPapa

うちにも昨日、BTOのWin8.1のマシンがとどき、最後に残ったXPをようやくお払い箱にできます。HDDを初期化しても、データの断片は残りそうですので、いちおうディスク表面を傷つけてから廃棄しようと思います。nice!をありがとうございました。>うたぞーさん
by ChinchikoPapa (2014-01-13 22:38) 

うつぎれい

自分ひとりだと割り切って生活できても、子供や孫を抱えているとついつい心理的に神経質にならざるを得ないのでしょうが、放射線被爆の危険性の問題は、叩き易いものを叩いて煽り立てて良しとする日本の無責任な報道姿勢の為に、一番大切な判断の仕方の問題が全く論じられておらず、既に日本だけでなく世界中が避けられない事態であるにもかかわらず、やたら危険性を強調して語る人と、然したる危険は無いと強調する人たちとの判断違いが実は何に由来するのかが正しく説明されていません。

福島の事故以前にも米ソの度重なる無配慮極まりない大気圏内での核実験や、チェルノブイリ事故によって、人類と地上の全生命体は恒久的な放射能被爆と対峙してかざるを得ない訳で、今回の事故での放射能汚染だけが問題なわけではありません。

重要なのは100人に1人がガンになって死ぬ危険性を、残りの99人がもしかしたらその1人は自分や自分の家族かも知れないと怖れるべき純粋に確率的な現象の統計的相対度数として捉えるべきではないということです。

チェルノブイリの汚染された森で事故当時棲息していたモリの動物達が全滅した後、高放射線状態下で其処に移り棲んで来た動物達がほぼ健康体で生き延び続けているという事実と、アメリカでは危険性が高いとされてるラドン被爆がスイスや日本ではラドン温泉やラドン窟の形で健康効果があるものと見做されて普及してることで言われるホルミシス効果という考え方は、実は100人に1人の危険性と表裏をなすものであって、実際には放射線耐久性とか放射能耐久性と呼ぶべき個体差による違いなのです。

同じような食生活をしていてもガンに罹り易い人とそうでない人がいるように、あるレベル以下の放射能や放射線に曝されても平気で、却ってそれを適度な放射線ストレスとして耐久性が活性化する強健なタイプの人々と、100人に1人の放射線虚弱体質の人の差こそがその違いなのです。

事の本質がそうなのだと説明して「放射能被爆免疫性」というものの研究を始めれば良いものの、そうはしないで危険性を強調する側はホルミシス効果そのものを頭から否定してしまう・・・という非科学的な態度こそが、最早どっちみち放射能体内被曝を覚悟の上で生きてゆくしかない筈の生物界なのに、なまじっか放射能体内被曝の機序を知ってる人間だけがオタオタしなくてはならない原因になってしまっているのではないでしょうか?

エベン・アレキサンダー医師の研究と著書に依って、死後の世界は確かに存在し、肉体の死は完全な消滅ではないと証明されましたので、始めから限りある肉体が放射線の影響で多少短くなろうが、本当はそれ程神経質にならずとも良いことではないでしょうか。

因みに殆どの人は気付いていませんが、長崎に落とされたプルトニウム原爆の全重量の97%以上もの部分は核分裂反応を起こしておらず、中心部分が核反応を起こした直後にプルトニウムのまま四分五裂して飛び散り、爆心地を中心にする直接叩き込まれ、広範囲にばら撒かれ、米軍が現地調査をしていた時もその後も全く、半減期が極めて長く危険極まりないと言われるその莫大な量のプルトニウム汚染に対する除染作業は行われていないままですが、日本政府も国民もその事実を知らない為になのか、長崎市の爆心地テニスコートを中心とするこの重大なプルトニウム汚染を全く気にも留めていません。

その長崎市で現在の日本を代表するイケメンである福山雅治氏は生まれ育ち、特に何の放射能障害があるともいわれてません。

つまり机上の議論でなら極めて深刻な筈のプルトニウム汚染にしても、長崎市も含めて日本中が60年以上も知らん顔で生きていられるし、長崎観光旅行にも行っていられるのです。
本当に100人に1人がガンで死ぬのだとしても、残りの99人は心配する必要とてない・・・という個体差での危険性にアタフタしてても本当は仕方が無いのではないでしょうか。

私はそう思っています。

今回のリンクはウチの目次ページです。


by うつぎれい (2014-01-14 21:04) 

ChinchikoPapa

うつきれいさん、コメントをありがとうございます。
>福島の事故以前にも米ソの度重なる無配慮極まりない大気圏内での核実験や、
>チェルノブイリ事故によって、人類と地上の全生命体は恒久的な放射能被爆と
>対峙してかざるを得ない訳で、今回の事故での放射能汚染だけが問題なわけでは
>ありません。
そのとおりですが、「世界」や「地球」「人類」というような抽象概念の主体(残念ながら国連は「地球」ないしは「人類」の主体たり得ませんが)ではなく、今回は少なくとも近代国家成立以降の現実的な枠組みを主体(政治主体)に据えるならば、「わが国」で起きている事象であって、スリーマイル島でもチェルノブイリでも米ソ仏中、ついでに北朝鮮の核実験によるものでもない…ということです。
しかも、一般論で語れるような事態ではなく、わたしの住んでいる位置からわずか数百キロのところで、いまだ炉心の沈下位置さえ規定できず、まったく終息しえていない現在進行中の事態だ…ということが問題なのです。

>チェルノブイリの汚染された森で事故当時棲息していたモリの動物達が全滅した後、
>高放射線状態下で其処に移り棲んで来た動物達がほぼ健康体で生き延び続けている
>という事実と、
これは、どのような機関のどれほどの期間にわたる調査にもとづく事実なのでしょうか? 事故後の4年目から支援に入っている医療チーム(JCF)、および長崎大学と京都大学の調査チームの、動物ではなく人間に対する健康調査(発がん率調査と発がん種調査)では、まったく逆の統計が出ているのですが、それはどのように位置づけられているのでしょう。

>同じような食生活をしていてもガンに罹り易い人とそうでない人がいるように、ある
>レベル以下の放射能や放射線に曝されても平気で、却ってそれを適度な放射線ストレス
>として耐久性が活性化する強健なタイプの人々と、100人に1人の放射線虚弱体質の
>人の差こそがその違いなのです。
閾値の概念からいうなら、心臓に疾患のある人物が知らずにタバコを吸ったら、たった1本でも発作を起こして死にいたる可能性があります。でも、健康な人物が1日20本のタバコを吸ったとしても、別にどうってことはないかもしれません。タバコは、あくまでも主体的に選択できる嗜好品だというレベルにおいては、心臓に不安のある方はタバコを呑まなければいい。
放射性同位元素は、わたしは発がんする可能性があるから放射性物質は摂取しません…というような選択ができない、否が応でも少しずつ摂らざるを得ない状況に置かれています。放射線に「強い」か「弱い」かの体質の差で語られるべき問題では、ましてやフクシマから遠く離れた一般論として語られるべき事態では、まったくないように思われますが。

>生きてゆくしかない筈の生物界なのに、なまじっか放射能体内被曝の機序を知ってる
>人間だけがオタオタしなくてはならない原因になってしまっているのではないでしょ
>うか?
わたしは、別にオタオタはしていないと思いますが、事故後5年ほど経過した1990年前後からはじまったベラルーシおよびウクライナの甲状腺がん(ヨウ素被曝の子どもたちが中心です)の上昇、2005年前後からはじまった事故当時は20~30代だった人々の白血病を中心とした体位各所のがん(セシウム被曝によるものと思われます)の上昇という事実(一般論ではなく当地の医療・調査チームによる統計調査上の事実です)は、重大な危機意識をもってしかるべき状況だと思いますね。

>極まりないと言われるその莫大な量のプルトニウム汚染に対する除染作業は行われて
>いないままですが、日本政府も国民もその事実を知らない為になのか、長崎市の爆心地
>テニスコートを中心とするこの重大なプルトニウム汚染を全く気にも留めていません。
いいえ、2012年の夏より被爆者援護法にからんで、長崎に堆積しているプルトニウムのボーリング調査が、京都大学によってようやくスタートしています。現在は、地表から約50~100cmほどのところ、さらには浸透を考えてその下も調査が行われている最中です。
これは、機械的な区画割りにもとづいた被爆者認定の問題にからみ、延々と被爆者に認定されない方々が国へ調査を依頼していたものですが、行政ではなく大学が調査依頼を引き受けたかたちで進行中です。「気にも留めて」いないはありえないことで、何十年も前から被爆者や長崎市民の人々は、プルトニウムの残留調査を行政に依頼しています。

>つまり机上の議論でなら極めて深刻な筈のプルトニウム汚染にしても、長崎市も含めて
>日本中が60年以上も知らん顔で生きていられるし、長崎観光旅行にも行っていられる
>のです。
もし、プルトニウムの残留調査できわめて危険な状況が明らかになってしまったら、行政の死活問題になりかねませんので、できるだけコンクリートやアスファルトで地表を覆ったまま、文字どおり行政は「知らん顔」してたわけでしょうね。

>本当に100人に1人がガンで死ぬのだとしても、残りの99人は心配する必要と
>てない・・・という個体差での危険性にアタフタしてても本当は仕方が無いのではな
>いでしょうか。
まったく、そうは思いません。タバコは自身で危険だと思えば主体的に避けることができます。紫外線が“お肌”に有害だと感じれば、夏場は外へ出なければいい。しかし、原発事故由来の放射性物質は、程度の差こそあれ主体的に接種しないことを選択できもしなければ、最終的に避けることもできません。
人間の主体性が関与できることとできないこと、そこに本質的なちがいがあります。しかも、これは自然現象ではなく、起こるべくして起きた人為的な事故そのものだからです。

by ChinchikoPapa (2014-01-14 23:15) 

nognogjun

パパさん ご無沙汰してました、、
パパさん 検査にだした方がよいと思います。
2011年11月10日下落合2丁目、東はけの線量 
プルームが崖の塀にあたり落ちたのでしょう、
20111110検査結果、2460bq/kg、ベランダのキッチンハーブ鉢土1480bq/kg ローズマリ−54bq/kg 、、、
国際基準の換算率ですととんでもないbq。 薔薇コンパッションは原型を崩し タンポポは徒長しH80cm  特に我家は酷いです
ベランダのハーブ毎朝かじっていたジョナハナは2011年12月急死しました、哲学堂の動物火葬場は混んでいました。  
石原瓦礫飛灰後、2012年5月再検査では 340bq増加していました。 もう計測する気にもなれず、 西伊豆に疎開。
咳き込まずにコーヒーを飲めます。 
影響は個人差があります。 東京被爆者 海外移住者は多いです。事実です。  


 
by nognogjun (2014-01-15 01:22) 

ChinchikoPapa

nognogjunさん、コメントをありがとうございます。
また、ごていねいに賀状でもありがとうございました。
事故の年、放射性物質を含んだ風雨は、家のまわりを計測した数値をもとに、目白崖線の南斜面は東南側からと想定していたのですが、やはり「東」側が問題だったようですね。うちは、東側に家が建っているので、風雨が吹き込んで突き当たった位置、つまり南西の樹木やベランダの南西隅に高い線量が見られます。
わたしは、おおざっぱに線量計で測るだけですが、nognogjunさんは放射性物質の正確な解析に出されているようですので、そちらの数値のほうがはるかに厳密かと思います。うちは、玄関先でパセリやシソを育てていたのですが、事故後はすべて廃棄しました。
ベランダで、ごろごろするのが好きな家のネコは、いま腹に腫瘍をかかえています。これが、放射性物質と関連するかどうかはまったく不明ですが、獣医さんによれば「最近、腫瘍の動物が多い」とのことです。このように、因果関係がつかめないところ、チェルノブイリの子どもたちのように厳密な追跡調査をしてみないとつかみようがないところ、事故と被曝の実態を全的に把握しコントロールできないところにも、放射性物質を「制御できる」とした当局者の虚言が露わなように思います。自国民の安全を第一に考慮するなら、「人体に影響がないと思われる」基準値=閾値を「緩和」するなど、旧ソ連政府の官僚でさえしなかった、いちばんやってはいけないことですね。
わたしの知る限りでは、一家で大阪へ移住した方がいます。
by ChinchikoPapa (2014-01-15 10:30) 

ChinchikoPapa

どうも、コメント欄のCGIが不調のようで、投稿されても表示されないケースがあり申しわけありません。昨夜遅くからつづいている現象のようです。nognogjunさん、重ねてコメント(メールにて)をありがとうございました。
事故直後は2.5兆ベクレル/時で、現在でさえ10億ベクレル/時という放射性物質の大気内放出は、想像を絶する数値であり事態であることを改めて認識しなければいけませんね。東日本に、どれだけの放射性物質が降り注いだ(いまも降り注いでいる)ものか・・・。2013年12月に計測された、nognogjun邸の0.37μSv/hという値は、おそらく落合地域ではあちこちで測定できる数値ではないでしょうか。
別に放射性物質の影響は、発がんのみにとどまらず、あらゆる体調の不良や病気を誘発することが知られていますが、くれぐれもご自愛ください。
by ChinchikoPapa (2014-01-15 14:18) 

ChinchikoPapa

こちらにも、nice!をありがとうございました。>sigさん
by ChinchikoPapa (2014-01-15 17:55) 

ChinchikoPapa

こちらにも、nice!をありがとうございました。>tamanossimoさん
by ChinchikoPapa (2014-01-15 21:53) 

うつぎれい

どうもパパさんの逆鱗に触れるというか怒らせてしまう書き込みをしてしまったようですね。すみません。
私自身原発反対派ですし、即時原発全廃派なので、この事態を引き起こした原発村の経済産業省や東京電力その他に対しての怒りは余りあるのですが、散々それに腹を立てて調べたり電話して文句を言ったりした後で、では ( パパさんとほぼ同じ地域に住んでる ) 自分は一体今後どうするのかと考えてみて、子供も居ない独り者でもあり、東京より遠い関西や九州や外国にまで移住するほどの恐怖感も持ってはいないので、このまま今の場所で住み続けるという決断になった訳です。するともうこの辺りでの ( 私の感覚では ) 然したるものでもない放射能汚染をいちいち気にしてみたところで、結局は食べ物や呼吸を通して入ってきてしまうだろ放射性物質による体内被曝を完全に防ぐことなどは出来る筈も無いので、( 何も知らずに人間社会の犠牲となって被爆させられても分からずに生きてる ) 人間以外の動物たちと同じく、気にしたりしないでこれまで通りに生きられるところまで生きてゆけば良い・・・という結論になったわけです。
つまり一旦「東京より遠くに敢えて逃げない」という決断を下し「選択」を行ってしまった以上は、そこでの放射能と共存してゆくしかないし、そうなのだとしたら後は自分の身体の放射能耐性が高いと信じ込んで、その程度の放射能被爆ならホルミシス効果にしかならないと勝手に楽天的に考えて生きることを選んだ・・・というワケです。
そういう覚悟で世の中の情報を改めて見ると、まあ「危険、危険」の大合唱みたいな情報と妙な精神論・心情論みたいなNHK番組が多くて、その一方でホルミシス効果という、ラドン温泉やCTスキャンの有害さをものともせずに受け入れてきた多くの日本人にとっては比較的受け入れ易く、この状況下での精神衛生にも良い筈で、従って放射能免疫性にとっても恐らくプラスに作用する筈の「ホルミシス効果」について不用意に言及した人々が袋叩きにされたり、テレビ報道から締め出されたり、というどちらかと言うとかなりヒステリックな反応ばかりが現在の日本社会では主流になってしまっているのです。
つまり上のコメントで言及した99%の人々の安全性にちゃんと言及してる報道は殆ど無いのですよ。

厳密にというなら2011年の夏に調べ上げた事のまとめを、この下に延々と貼り付けてもよいのですが、コメント欄に論文みたいなモノを貼り付けるのはオトナ気ないのでやめておきます。

チェルノブイリの森についてのことは2011.6.のNHK『 チェルノブイリ事故25年「被曝の森はいま」( 制作はフランス ) 』 からの情報です。フランスは原発大国なので放射能の害を低く言いたがる・・・というような批難は出来そうですが、そういう意図で制作されたものとも思えませんでした。

人間についてのJCFや長崎大学、京都大学の調査については詳しく知りませんが、人間についての場合と野生動物の場合では、当然調査の方法が違い、人間には体調の具合とかを詳しく聞けても、野生の小動物については細胞採取や解剖して調べるなど以外には調べようがないでしょうし、また野生動物の寿命自体が人間より短く、更に何らかの障害を抱えた野生動物は簡単に獲物として捕らえられ喰い殺される、という形で淘汰されてもしまいますから、結果が全然違うというのは十分に考えられることですね。
しかしそれだけでなく「高放射能環境に果敢に適応して生き延びてる」 ( こうした事にだって世代交代の早さが利いてくるでしょうが ) という例だってある・・・と考えた方が良いのではないでしょうか。

>事故後5年ほど経過した1990年前後からはじまったベラルーシおよびウクライナの甲状腺がん(ヨウ素被曝の子どもたちが中心です)の上昇、2005年前後からはじまった事故当時は20~30代だった人々の白血病を中心とした体位各所のがん(セシウム被曝によるものと思われます)の上昇という事実(一般論ではなく当地の医療・調査チームによる統計調査上の事実です)は、重大な危機意識をもってしかるべき状況

この話は知っていますが、同じ条件下にあった人々の全員が甲状腺ガンや白血病を発症してるワケではない・・・という多くの人にとってのむしろ希望のあることが、半ば意図的に看過されてることが気になっていました。

私は別に原発関係者でも原発推進派でもなく、( 小泉純一郎は大っ嫌いですが ) 原発即時全廃派なので放射能被爆の害を原発を擁護目的で小さい事のように吹聴したい人間ではありませんが、例えば年間被曝20ミリシーベルトで1000人に1人が悪性のガンを発症して死に至る…という事は、逆に1000人に999人はそうならない…という統計的混合での“安全保証”数値であること・・・という点が無視して語られる面があることが問題だと言っているのです。

つまり、被曝に対する恐怖感の余りの大きさゆえに ( またはこれまで余りにも無理矢理、原発の危険性など無いかの如く言われ続けてきたことへの反発ゆえに ) 、年間20ミリシーベルトの被曝に耐えられずに“間引き”されてしまう「放射線耐久性 = 放射線適応力の頗る弱い一部の人々 ( 1000人に1人 ) 」にだけ起きる悲劇が“意図的に強調”され過ぎているのではないでしょうか。

実際にもう日本に住むみんなが多かれ少なかれ被爆させられてしまっていて、それでも故郷や日本から逃げ出さずにここで生きてゆくという「選択」をしてしまっているのですから、放射能汚染と共存してゆく以上は、もうマイナスよりプラス面を考えて生きてゆく方が陰気にならず幸せだと思うのですが・・・。

これは例えば「クルマは便利だがその為に毎年2万人に1人以上、10年間なら2千人に1人以上が事故で即死する。更にその10倍もの人々が突然巻き添えを喰らって一生回復不能な怪我をする。故に危険なクルマの走行は許されるべきでない」という議論での「危険」と同じでしょう。

実際にはその不運な1000人に1人以外の殆どの人々が、生物体の放射線適応力の故に、年間累積線量20ミリシーベルト環境下でも、健康なまま生き続けられるのですし、中にはホルミシス効果によって逆に更なる放射線耐性を獲得するのかも知れないのです。

本当に放射線被爆が問題だと言うのでしたら、CTスキャンは1度に30~100ミリシーベルトもの被曝をさせて実に100人中3.8人もをそれが原因の悪性のガンで死なせてるにも拘わらず、日本ではCTスキャンが実に安易に使われ続けていることの方が、実際にはもっと遥かに人為的で危険です。
なのに、上の残りの事例である“統計的混合での相対度数1000分の999”を、今の「危険だ」論調の報道は完全に無視してしまっているのです。

私の言いたかったことは、そういうことです。

なお、長崎の大地に打ち込まれたプルトニウムについての2012年からの京大のボーリング調査については知りませんでした。私がこの事を取り沙汰してあちこちに電話をかけたのは2011年の8月の事ですから、当時長崎市役所の担当部署も長崎大学も文部科学省も、そして放射能影響研究所の責任者も、私がこの事 ( プルトニウム原爆のほぼ半量は爆裂した時にその物凄い力でダイレクトに地表に叩き込まれている事 ) を理詰めで説明した時、全員がそんな事には全く気付いていた様子もなく、呆気に取られていました。

>「気にも留めて」いないはありえないことで、何十年も前から被爆者や長崎市民の人々は、プルトニウムの残留調査を行政に依頼して

気にも留めていない・・・は言い過ぎだったかもしれません。が、私に言わせれば長崎の政治家や市民の全体が幾ら調査を要請していたとしても、その上に70年もの間、住民全体が大騒ぎをするでもなく、どこかに慌てて引っ越してプルトニウムの大量に埋まった大地から逃げ出すでもなく、其処に済んで居られたというのは殆ど気にも留めていない・・・というのと大差無い状態に思われます。

上のパパさんのコメントでボーリング調査が行われていると知り、ここまで書いていて思ったのは、もしかすると2011年の8月に私がこの長崎爆心地への未発火プルトニウムの直接埋設問題を騒ぎ立てて報道機関にも多数連絡していた事が何かの切っ掛けになったかも知れないとは思いました。
何しろ当時はみんな、燃えカスのプルトニウムは原始雲と一緒に空に昇って吹き流されてしまっているので、雨で落ちてきた分以外は太平洋に・・・なんかて言ってたんですからね。
まあ、米軍の傀儡である放射能影響研究所の責任者は、きっと知っててもしらばっくれていたのでしょうけど。

長くなってしまいました。ごめんなさい。

by うつぎれい (2014-01-16 22:38) 

ChinchikoPapa

うつぎれいさん、ごていねいなコメントをありがとうございます。
わたしは、別に腹を立てて書いているわけではなく、どうも学生時代にさんざん相手にしていた、学内の某セクトのお兄ちゃん・お姉ちゃん相手の文章的議論のクセが抜けきれないせいか、ちょっと論議モードに入ると文章がキツくなるようです。
これは、別の方にも指摘されたことなのですが、延々と不毛かつ時間のもったいない議論をつづけたお兄ちゃん・お姉ちゃんたち相手の文章表現は、彼らの機関紙ほど下品ではなかったとは思うのですがw、あまり褒められたものではないですね。ただし、このクセはこの歳になっても治らないので、これからも生涯治らないでしょう。
おそらく、このキツさというのは当のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちのニュアンスに、よくいえば合わせて「鍛えられた」、悪くいうとハナから「攻撃的」に見えるような文体にならざるをえない状況での議論モードの文章に馴れていった…ということのようですが、わたし自身には、別にそのようなニュアンスで書いている意識はありません。

>東京より遠い関西や九州や外国にまで移住するほどの恐怖感も持っては
>いないので、このまま今の場所で住み続けるという決断になった訳です。
わたしも、自分の地元を離れて住むことはちょっと考えられませんので、だからこそよけいに放射性物質にこだわってしまう…という、逆の想いに収斂していきます。これは、スリーマイル島後の1981年からと、チェルノブイリ後の1987年からの両・反核反原発運動を経験していたせいもあるのかもしれません。
もっとも、いつかもコメント欄でちがう方のリプライに書きましたけれど、1987~89年のときに原発立地の道県民(福島第二原発4号炉の建設時ですから、福島県民も入っていたかもしれません)、および地元町村自治体の責任者の発言で「(原発反対は)迷惑千万だ」といわれて以来、アタマにきていまでも怒りは収まってはいませんので、現在の同運動には署名以外いっさい関わっていません。
当の「大きなお世話だ」といっていた人間には、いまでも「自業自得だ」と面と向かっていってやりたいですね。もっとも、危機意識のカケラもなかった当時の行政の長たちは年寄りばかりでしたので、もうとっくに札束を手に墓の中へ入ってしまったのでしょう。

>袋叩きにされたり、テレビ報道から締め出されたり、というどちらかと言う
>とかなりヒステリックな反応ばかりが現在の日本社会では主流になってしま
>っているのです。
ヒステリックといえば、反原発デモで登場する「鉦や太鼓」のやかましいお祭り騒ぎグループが昔から苦手で、どうしてもっとデモらしいデモができないのかと感じていました。w 
このようなグループは、1981年~当時は目立たなかったのですが、1987年~は非常に目立って耳障りになりました。いつでしたか、「鉦や太鼓の反原発運動」といった知り合いがいて、一部のグループにもかかわらず「運動」全体に敷衍化しての表現でしたので、どの「運動」グループのことをいっているのか主体を規定してみろ、規定しえない批判は無意味だ…とケンカになったことを憶えています。

>この話は知っていますが、同じ条件下にあった人々の全員が甲状腺ガンや
>白血病を発症してるワケではない・・・という多くの人にとってのむしろ
>希望のあることが、半ば意図的に看過されてることが気になっていました。
わたしは、もう少しこの統計の内実を詳しく知りたいと思っています。なによりも、放射線障害は「がん」という1種類の症状で語られることが多いのですが、「がん」以外にもさまざまな健康障害を起こしているはずですし、また甲状腺がんを怖れて幼児のときに甲状腺自体を手術であえて摘出し、甲状腺をもたずにホルモン剤を日々飲みつづけている子どもたちが(いまは大人ですが)、ゴマンと存在するからです。
これらの「がん」以外の症例や、あらかじめ甲状腺のない員数を統計に加えるとどのような差があらわれるのか、より詳細に知りたいのですが、そこまで詳しいデータは発表されていないようですね。

>放射能汚染と共存してゆく以上は、もうマイナスよりプラス面を考えて生
>きてゆく方が陰気にならず幸せだと思うのですが・・・。
わたしは、そのような考え方の方向性には行かないんですね。周囲の環境や食べ物には、家族も含めできるだけ気をつかいたいし、これから再び東海・南海・伊予沖とドミノ震災が予想される中、これ以上同様の過ちを、この国で繰り返すのはゴメンだ…という思いのほうが強く支配します。
だからといって、「運動」的な活動やデモはもう腹立たしいしこりごりなので、異なる方法で意思表示をしていくでしょうね。余談ですが、先年、福井の自治体の責任者でしたか、原発廃止の声に対して「迷惑千万だ」と、25年前とまったく同様のコメントを吐き棄てるように記者へいっていたのが印象的でした。

>これは例えば「クルマは便利だがその為に毎年2万人に1人以上、10
>年間なら2千人に1人以上が事故で即死する。更にその10倍もの人々が
>突然巻き添えを喰らって一生回復不能な怪我をする。故に危険なクルマの
>走行は許されるべきでない」という議論での「危険」と同じでしょう。
80年代に、推進派と反対派の間でさんざんいわれた「リスク&ベネフィット論」(東大出版の同書籍が火付け役だったと思います)で、特にコメントする気が起きないのですが、クルマは空気や水とは異なり、「運転しない」「乗らない」ことで主体的に事故の可能性を大幅に低めることができます。事故のリスクを許容できるのなら、わたしはタバコを吸うのと同じでクルマを運転すればいい。健康診断でのCTスキャンやX線がまずいと感じれば、その検診のみをパスすればいいだけの話です。(2011年以来、わたしは毎年パスしつづけています)
ところが、空気や水などには選択の余地がありません。うつぎさんの世代の方に、「主体性論」を説くのは釈迦に説法のような気がしないでもないのですが、そこがクルマを運転するリスクやタバコを吸うリスクと、その可否を選択できずに放射性物質をイヤでも摂取しなければならないリスクとの、本質的なちがいです。わたしには原発による放射線のリスクと、クルマによる事故やCTスキャンのリスクとを同列に扱うことが、むしろ奇妙奇天烈に感じてしまう視座にいるのです。

わたしの経験からいいますと、この「リスク&ベネフィット」の議論は半年つづけても一致点を見いだせるどころか、人の生き方のちがいや人生観にかかわる次元まで下りてさえも不毛ですので、ここがコメント欄ということもあり避けたいところです。
こちらこそ、長々と書いてしまいました。失礼しました。

by ChinchikoPapa (2014-01-17 00:28) 

ChinchikoPapa

こちらにも、nice!をありがとうございました。>opas10さん
by ChinchikoPapa (2014-01-17 01:05) 

ChinchikoPapa

少し以前の記事にまで、nice!をありがとうございました。>suzuran6さん
by ChinchikoPapa (2014-01-25 10:12) 

ChinchikoPapa

こんなにたくさんのnice!を、ありがとうございました。>sonicさん
by ChinchikoPapa (2014-02-10 23:29) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

トラックバックの受付は締め切りました