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なんてこった、まったくなんてこった。 [気になる下落合]

金山平三アトリエ01.jpg
 旧・下落合西部(現・中井2丁目)に建つ、金山平三アトリエClick!の解体がすでにはじまっている。満谷国四郎Click!とともに、アビラ村(芸術村)Click!の名づけ親と思われる金山平三Click!が、下落合2080番地に自身でデザインしたアトリエを建設したのは1925年(大正14)3月のことだ。日本画家の中野風眞子の証言によれば、金山は「二の坂の上辺りは、アヴィラそっくりの地勢である。非常によく似ている。それで僕は早速アヴィラ村と命名した」と語っている。
 金山アトリエ解体のニュースは昨日、モスさんClick!からお知らせいただいたのだが、寝耳に水で驚愕してしまった。モスさんも書かれているように、先週の日曜日(10月28日)、吉武東里Click!が設計した島津一郎アトリエClick!が公開され、わたしも所有者の方からお誘いをいただいていた。しかし、急用で行けなくなり非常に残念な思いをした。もし用事がなければ、まちがいなく金山アトリエ前を通過して島津アトリエを訪れていただろうから、4日前には異変(工事予定プレート)に気づいてたはずだ。でも、「工事のお知らせ」の予定表には「11月2日~12月5日」が解体予定とされ、11月2日のきょう、工事業者が家の周囲に足場を組み解体工事がすでにスタートしている。これでは、解体までのリードタイムが短すぎて保存へ向けたなんの動きもできない。
 新宿区の地域文化部文化観光国際課のご担当も寝耳に水だったらしく、持ち主の方からの連絡で金山アトリエ解体を初めて知ったのは、つい10月22日のことだ。それから、わずか1週間ほどしかたっていない。モスさんの記事にもあるとおり10月29・30・31日、そして11月1日の4日間、新宿区と早稲田大学による大急ぎの記録調査が入っている。調査の終了後、翌日には解体工事がスタートしたことになる。最近解体された近衛町の旧・杉邸Click!もそうだが、いくら貴重な近代建築だからといって持ち主の方の「売って解体したい」という意向を、「やめてください」とも「ダメです、待ってください」ともいえはしない。だが、金山平三アトリエは落合地域にとっては特別な存在なのだ。それは、美術(芸術)の街Click!を視点にすえた場合の“街づくり”においては、画家のアトリエを点と線でつなげる、きわめて重要な地域資産のひとつだからだ。それが、目白駅を起点とすれば山手通りの手前で途切れてしまい、目白文化村を介して旧・下落合西部(アビラ村)までの“導線”がつづかないことになってしまう。美術好きな訪問者の多くは、途中から下落合駅へと下ってしまい、中井駅までは足を伸ばさなくなってしまうだろう。
 旧・下落合東部には、いま復元工事が進んでいる中村彝アトリエClick!がある。下落合中部(旧・下落合2丁目→現・中落合2丁目)には、こちらでもあまたご紹介してきた目白文化村Click!第三文化村に隣接する佐伯祐三アトリエClick!がある。そして、下落合西部(旧・下落合4丁目→現・中井2丁目)には、すでに松本竣介アトリエClick!刑部人アトリエClick!が存在しないいま、アビラ村(芸術村)のコアとなる記念物は金山平三アトリエだった。しかも、金山平三Click!は中村彝や佐伯祐三たちと同様に、地域画家ではなく全国的に知られた高名な画家でファンも数多い。金山の出身地である兵庫県立美術館には、彼の作品や資料を集めた金山平三記念館がオープンしている。
金山平三アトリエ02.JPG 金山平三アトリエ03.JPG
金山平三アトリエ04.JPG 金山平三アトリエ05.JPG
 アビラ村(芸術村)Click!には先年、文化庁の登録有形文化財に指定された島津一郎アトリエがあるけれど、同アトリエはあくまでも私邸内でたいせつに保存された建物であり、常時、誰もが芸術散歩の途中で訪れることができる状況にはない。だからこそ、美術の側面からいえば、空襲にも遭わずにそのまま焼け残った大正建築の金山アトリエは、かけがえのない存在であり同地域のコアでもあったのだ。せっかく、下落合西部のアビラ村(芸術村)が広く認知Click!されてきた矢先、金山アトリエを失うことは街の大きな文化的損失といっても過言ではないだろう。
 中村彝=鈴木誠アトリエClick!のように、所有者の方の「できれば残したい」という意思があり、また早めにそのことが判明していれば、さまざまな方面への働きかけや、いろいろな分野の方々へのネゴシエーションが可能なのだが、今回の金山アトリエのケースは突然、抜き打ち的に現象化した無念なケースだ。きょう(11月2日)から解体工事に入っているので、保存はもちろん移築も含めて、もはやいかんともしがたい状況なのだろうか。関東大震災Click!東京大空襲Click!、そして東京オリンピックの「町殺し」Click!で、あちこちが名所・旧跡だらけなのになにもない(城)下町Click!のことを、これまでさんざん書いてきたけれど、せっかく苦難な時代をくぐり抜けてたいせつに保存されてきた乃手の重要な記念物が、アッという間に消滅するのが残念でならないのだ。
 金山アトリエの外観は、建築当初からほとんど変更されていない。その後にお住まいの方々も、ていねいにメンテナンスを繰り返されており、この30年以上にわたり安心して観賞させていただいてきた。でも、内部が各時代によりかなり改装されているようだが、中村彝アトリエの保存状態および復元条件もまさに同じだった、いや、より困難な条件ではなかったろうか。きょうは、アトリエの窓が開け放たれており内部を垣間見ることができたのだが、壁面の漆喰や天井の様子は、むしろ中村彝アトリエよりもはるかに良好な状態のように見える。また、黒光りした焦げ茶色の柱もそのままであり、すべてを解体してから復元が必要となる中村彝アトリエよりも状態がよく、むしろ保存が容易なようにさえ思える。
金山平三アトリエデザイン帖.jpg 金山平三・らく夫人.jpg
金山平三アトリエ06.JPG 金山平三アトリエ07.JPG
 ただ、残念なことに所有者の方が、そのような文化的意志や希望を持たなければ、周囲がいくらとやかくいっても、一歩も前へ進めないのもまた確かなのだが・・・。金山アトリエの内部の様子を、1975年(昭和50)に日動出版から出版された飛松實『金山平三』から引用してみよう。
  
 ややうす暗い玄関に立つと、廊下がT字型に走つてをり、廊下に沿ふ壁の向かうがアトリエで、玄関からは、廊下越しにアトリエの背中の壁を見てゐるわけである。古びたオルガンのある廊下の左端は二階へ通じる階段となり、右の突き当たりは洋間の応接兼居間に続いてゐる。/居間の調度類、例へば大机(一.五×一メートル)、物置、戸棚などは、何れも太い角材や部厚い板で作られてゐて、それらが皆茶褐色に沈み、如何にも時代がかつた民芸調の趣きを備へてゐる。壁際に五段ばかりの用棚があつた。四センチ近い厚さの棚板の間隔が、どの段も不同で、それでゐて板の厚みや、支柱の角材の太さが、お互ひにバランスをとり合ひ、美事な統一と均整を保つてゐる。/「どつしりとした珍しい棚ですね。先生の設計ですか。」/「あなた、これが分かつたかね。いいでせう。正倉院の写しです。友人が寸法書きをもつてゐたので、借りて作らせました。」 さう聞くと、いよいよ変化と統一の妙の迫つてくる棚であつた。/居間の南側が広縁で、サンルーム風になつてゐる。古びた藤の安楽椅子や、サイドテーブル代はりの古い一斗樽などがあり、茶や菓子はこの上に置かれることが多かつた。/此処からは繁つた庭木を透して遥かに大東京の街々を眺望することが出来た。東京タワー、国会議事堂他の高層ビルは言ふまでもなく、秋晴れには、西方雲上に富士の秀嶺を望見できるのであつた。
  
金山平三パレット.jpg
 金山平三アトリエ08.JPG 金山平三アトリエ09.JPG
 これほど唐突ですばやい解体工事の着手なので、神戸にある兵庫県立美術館の金山平三記念館も、いまだアトリエが消滅しようとしているのを、まったくご存じないかもしれない。ひょっとすると、兵庫県立美術館(金山平三記念館)の敷地近くへ移築したい・・・という要望が出るのかもしれないのだが、もはや手遅れだろうか? いずれにしても、これから20年、30年先を展望した“街づくり”インフラのかけがえのないリソースを、またひとつ落合地域は失うことになる。

◆写真上:解体工事がスタートした金山アトリエで、南東側から足場が組まれはじめている。
◆写真中上:1970年代から見馴れた、アビラ村(芸術村)の象徴的な建築・金山平三アトリエ。
◆写真中下上左は、1924年(大正13)9月ごろに金山平三が描いたアトリエデザイン。上右は、同アトリエの庭で踊る金山平三とらく夫人Click!は、アトリエ北側の採光窓。
◆写真下は、保存されている金山平三のパレット。は、アトリエ北側の窓。
★11月3日
金山アトリエ1104_1.JPG 金山アトリエ1104_2.JPG
金山アトリエ1104_3.JPG 金山アトリエ1104_4.JPG
★11月7日
 屋根からの解体がはじまりました。プレートには解体業者の告知しか記載されていませんが、瓦礫の運搬用に導入されていたトラックは法華宗獅子吼会のものです。買主は、向かいの獅子吼会でしょうか? 金山アトリエ西側の幼稚園は、アビラ村の南薫造アトリエ建設予定地だった敷地ですので、そこの敷地と連続した土地活用なのでしょうか?
金山アトリエ1107_1.JPG 金山アトリエ1107_2.JPG
金山アトリエ1107_3.JPG 金山アトリエ1107_4.JPG
金山アトリエ1107_5.JPG 金山アトリエ1107_6.JPG
金山アトリエ1107_7.JPG 金山アトリエ瓦.jpg
涙の金山センセ.JPG
★12月8日
金山アトリエ跡1.JPG 金山アトリエ跡2.JPG


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コメント 46

ナカムラ

実は先日京都の文学研究者が落合を散歩するというので、地図を送ったのでした。その方から中村彜アトリエは残念ながら更地でした。金山平三アトリエも工事するみたいですよ。新宿区はすごいですね、保存にむけての補修工事をいろいろ実行されて・・・。聞いてない。金山アトリエは危ないのでは・・と思っていた矢先でした。ショックです!!!落合地域で一番好きな建物なのに・・・。新宿はもうだめですね。これを守れないようでは。
by ナカムラ (2012-11-02 16:59) 

ChinchikoPapa

ステンドグラスは、教会の窓に設置されている宗教的なものより、風景や静物、抽象模様の作品が好きです。nice!をありがとうございました。>nikiさん
by ChinchikoPapa (2012-11-02 17:33) 

ChinchikoPapa

ナカムラさん、コメントをありがとうございます。
先ほど、新宿区地域文化部の同アトリエご担当から連絡をいただき、詳細な事情がわかりはじめてきました。
10月22日に同部が連絡を受けたときには、すでに持ち主の方は業者へ敷地・建物を売却済みであり、11月2日より解体工事に入るというスケジュールもできあがっていたあとだった・・・とのことです。つまり、金山アトリエはらく夫人の死後、何代か所有者の方が変わっていますけれど、現在の持ち主はまったく保存の意志がなかった・・・ということですね。
新宿区の担当者は、解体までのリードタイムが10日ほどしかないため、早大へ大急ぎで連絡を取り、記録調査のチームを編成するのがせいいっぱいだったようです。ただ、あまりにも急なので記録調査もいっぺんにはできず、4日間に分けて少しずつ実施したというのが実情のようですね。
わたしは、住民の方が建物の外観をほとんど改変せず、できるだけ当初の姿を壊さないように気配りをして住まわれているのを見てきましたので、どこか「大丈夫だ」と安心していたところがあります。
新宿区も、まったく同じ感触でいたようですので、今回の解体はわたしと同様、「寝耳に水」の動揺状態というのが正直なところのようです。(なぜ常時、保存への意思確認を、頻繁に行なってこなかったか?・・・という無念さは残りますが) お電話の様子では、ご担当も所有者の方の急な決定にあっけにとられている・・・というのが実情のようですね。
これではアトリエ保存はおろか、どこかへ建物を移築するリードタイムさえなく、アビラ村(芸術村)から大きな文化遺産がいとも簡単に、消えるままになってしまいます。旧・持ち主が、まったく文化や芸術に興味のない方にいつの間にか変わっていた・・・ということで、あきらめるしかないのでしょうか?
by ChinchikoPapa (2012-11-02 18:16) 

SILENT

せめて何かかたちあるものが、その場所に残るといいですね。
名古屋市の中心部の住宅街で塀だけ昔のものが残されているのにも、
感激しました。
by SILENT (2012-11-02 18:45) 

ChinchikoPapa

SILENTさん、コメントとnice!をありがとうございます。
解体後の跡地には、いまだなにが建てられるのか明示していませんが、請け負っている会社名を見ますと、またしても低層マンションのような気がします。しかも、同アトリエは崖地に建っていますので、南側の大谷石による擁壁をすべて撤去して、3階建て(実質は5~6階建て)の無惨なビルができるかもしれません。おそらく、樹木はおろか塀も残らないのではないかと思います。
by ChinchikoPapa (2012-11-02 18:57) 

ChinchikoPapa

11月早々にショッキングなことがあり、一気に落ちこんでしまいました。
nice!をありがとうございました。>銀鏡反応さん
by ChinchikoPapa (2012-11-02 20:23) 

ChinchikoPapa

早稲田と池袋の古書市はときどき出かけますが、神保町の古書市は最近出かけていないですね。nice!をありがとうございました。>kurakichiさん
by ChinchikoPapa (2012-11-02 23:10) 

ChinchikoPapa

うちの子に海を見せたら、硬直せずにいきなり波打ち際へ駆けだし、追いかけるのにたいへんでした。w nice!をありがとうございました。>じみぃさん
by ChinchikoPapa (2012-11-02 23:15) 

ChinchikoPapa

このようなJAZZサウンドが、東京オリンピック前後に米国で流れていたのかと思うと、なんだか不思議な感じがします。nice!をありがとうございました。>xml_xslさん
by ChinchikoPapa (2012-11-02 23:20) 

ChinchikoPapa

手持ちで、あれだけブレのない画面を撮影できるとはすごいですね。
nice!をありがとうございました。>RodorigesEXさん
by ChinchikoPapa (2012-11-03 00:41) 

Marigreen

所有者は金山平三の相続人ではなく、赤の他人だったのでこのアトリエがどれほど貴重なのか、全く知らなかったのですね。ああ、私もショックだ。
by Marigreen (2012-11-03 17:13) 

opas10

本当に勿体ない!ですね。すべてのオーナーが所有資産の文化的価値を理解しているわけでないので、DCFだけで判断されると近代建築などはひとたまりもなく吹き飛んでしまいます。
by opas10 (2012-11-03 17:47) 

ChinchikoPapa

コメントとnice!を、ありがとうございました。>NO14Ruggermanさん
by ChinchikoPapa (2012-11-03 18:33) 

ChinchikoPapa

「三本杉」というと、室町後期の美濃鍛冶の焼刃をすぐにも想起するのですが、この命名は武家が付けたものでしょうか。nice!をありがとうございました。>dendenmushiさん
by ChinchikoPapa (2012-11-03 18:37) 

ChinchikoPapa

たいがい展覧会へ出かけるのは昼過ぎが多いのですが、朝7時台というのはわたしは無理そうです。w nice!をありがとうございました。>マチャさん
by ChinchikoPapa (2012-11-03 18:40) 

ChinchikoPapa

ちいさなリンゴは、ヒメリンゴをDNAにもつ「アルプスの乙女」でしょうか。すっぱい風味が、パイづくりにはいいですね。nice!をありがとうございました。>kiyoさん
by ChinchikoPapa (2012-11-03 18:44) 

ChinchikoPapa

ご訪問とnice!を、ありがとうございました。>mwainfoさん
by ChinchikoPapa (2012-11-03 18:45) 

ChinchikoPapa

小さなナポレオン軍をそろえて、アウステルリッツのジオラマ再現なんて面白そうですね。nice!をありがとうございました。>ryo1216さん
by ChinchikoPapa (2012-11-03 18:47) 

ChinchikoPapa

ご訪問とnice!を、ありがとうございました。>alba0101さん
by ChinchikoPapa (2012-11-03 19:42) 

ChinchikoPapa

Marigreenさん、コメントをありがとうございます。
金山夫妻の亡くなったあと、アトリエを購入して住まわれてきた方々は、みなさんこの建物が高名な画家のアトリエであることを知っていて、できるだけ大きな増改築をせずに使われてきています。
ただ、最後の住民の方がそうではなかった・・・ということになりそうですね。
by ChinchikoPapa (2012-11-03 19:46) 

ChinchikoPapa

opas10さん、コメントとnice!をありがとうございます。
金山平三アトリエのお近くにお住まいの方々から、「いまお住まいの方は、あまり文化財や芸術的なことに興味がおありじゃない」・・・というウワサは、何度かわたしも耳にしていました。
そのとき、もう少し突っこんでお聞きしておけばよかったと、ちょっと後悔しています。あとの祭りですが・・・。
by ChinchikoPapa (2012-11-03 19:50) 

yutakami

なかなか難しい問題のご提起でした。
by yutakami (2012-11-03 20:09) 

ChinchikoPapa

yutakamiさん、コメントとnice!をありがとうございます。
とっっっても難しい問題ですね。いくら、わたしが「このアトリエはこうこうしかじかの歴史があって・・・」と住民の方にいくら問いかけてみても、また、自治体が「区の登録有形文化財に匹敵する建築ですので・・・」とていねいに説明しても、「ここは、私の家だ!」で会話が終わってしまう世界です。
by ChinchikoPapa (2012-11-03 21:04) 

ChinchikoPapa

うたぞーさんは、西荻にお住まいなのですね。先日、西荻窪から下落合に住んだ作家・中井英夫をめぐって、西荻の街を散策してきました。nice!をありがとうございました。>うたぞーさん
by ChinchikoPapa (2012-11-03 21:06) 

ChinchikoPapa

記事末に、11月4日朝の金山アトリエの様子をアップしました。
建物の周囲には、ほぼ全体に足場が組まれ、養生が張られて解体がはじまるのは時間の問題となっています。それにしても、これだけの芸術的な視座からの記念物を、諦めきれません。
by ChinchikoPapa (2012-11-04 15:53) 

アヨアン・イゴカー

文化的に意味のある、歴史的に意味のある地域、建物などは、国家的な基準を設けて、維持管理、把握をするようにして欲しいです。個人が守ろうとしても守りきれるものでもありません。
by アヨアン・イゴカー (2012-11-05 00:57) 

ChinchikoPapa

アヨアン・イゴカーさん、コメントとnice!をありがとうございます。
おっしゃるとおりで、予算の底が見える地元自治体ばかりでなく、国家レベルの行政の保存基板が整備されない限り、同じ課題は日本全国あちこちで今後もつづいていくでしょうね。
by ChinchikoPapa (2012-11-05 10:57) 

ChinchikoPapa

まだ亡くなるような年齢ではないのに、突然、姿を消してしまった人への哀惜は、いつまでたっても残ります。nice!をありがとうございました。>月夜のうずのしゅげさん
by ChinchikoPapa (2012-11-05 18:27) 

ChinchikoPapa

そういえば、浅草の松屋デパートがなつかしい姿でリニューアルされたんでしたっけ。まだ、出かけてないですね。nice!をありがとうございました。>コンセルジュさん
by ChinchikoPapa (2012-11-05 19:25) 

ChinchikoPapa

夜の浅草は、雑然とした周囲の風景が見えにくくなりますので、かえって情緒がありますね。いま、映画『ゼロの焦点』を1961年版(野村芳太郎監督)と2009年版(犬童一心監督)のDVDで、観比べていたりします。nice!をありがとうございました。>江藤漢斉さん
by ChinchikoPapa (2012-11-06 11:48) 

odainodozo

これから落合歩きを始めようと思っていたところでした。何とも残念です。落合道人さんの記事はどれも興味深く、町歩きの道標とさせて頂きます。
by odainodozo (2012-11-07 09:18) 

ChinchikoPapa

odainodozoさん、コメントをありがとうございます。
街歩きには最適な季節ですね。ぜひ、落合にいらしてください。ほんとうに残念で、記事を更新する気が失せてしまいました。
by ChinchikoPapa (2012-11-07 10:00) 

ChinchikoPapa

先日、知人が福島へいってきたのですが、土壌検査の放射線数値はかなり念入りな除染が済んだ土地の、いちばん低い数値が発表されているようです。こんなことをしていては、誤った情報で被害が拡がる一方だと思います。nice!をありがとうございました。>siroyagi2さん
by ChinchikoPapa (2012-11-07 10:21) 

ChinchikoPapa

ご訪問とnice!を、ありがとうございました。>yamahaさん
by ChinchikoPapa (2012-11-07 18:44) 

ChinchikoPapa

鎌倉期の「鉈彫り」のような、見事な鳥の木彫ずありますね。
nice!をありがとうございました。>yamさん
by ChinchikoPapa (2012-11-07 21:52) 

ナカムラ

せめて、窓枠をガラス入りでいただきたいような・・・・・。意味ないですけどね。兵庫県立美術館にはお伝えしました。まあ、美術館は絵画の収集整理がメインですから、あまり興味ないですよね。これは新宿区としてどう考えるかの問題ですね。18日に府中市立美術館の学芸の方を落合に案内しますので、実状を見ていただくつもりです。
by ナカムラ (2012-11-08 14:02) 

ChinchikoPapa

ナカムラさん、コメントをありがとうございます。
「佐伯展」でご一緒した美術家の方も、ナカムラさんとまったく同じことを言われていました。ただ、北側の採光窓は、高さ2m弱ほどのサイズがありそうですので、いただいてきても置き場所に困るでしょうか。せめて、新宿区で採光窓だけでも保存してくれたら・・・と思いますね。
その美術家の方が、兵庫県立美術館にはつてがあるので・・・と言われていたので、ひょっとするとそちらからもご連絡がいっているかもしれません。
by ChinchikoPapa (2012-11-08 16:03) 

小金昭

小生の住まいのある東京大田区でもかつて文士村とよばれたことを思い出させる家々は少なくなりました。北原白秋が千葉県の真間橋から越して住んでいた家も今は窓枠だけが郷土博物館に残っているだけ。室生再生の茶室が地元の小学校の構内に移築保存さているが後は、さいわい尾崎士郎邸が近年の大田区に譲渡され記念館に。遺族が頑張っていたからこそ。川端龍子の大きなアトリエと記念館は空襲も免れずいぶん前に大田区に寄贈。徳富蘇峰の山王草堂は敷地と建物の一部を保存。でも全体からみれば少数。ほとんど遺族が気合いで開発から守って無償で地元に寄贈しないとダメだと言う現実。ちょっと心配なのは三島由紀夫邸。今親族がお住まいになっているようだが・・・
by 小金昭 (2012-11-12 23:28) 

ChinchikoPapa

小金昭さん、コメントをありがとうございます。
住んでる方の「勝手」といえば、それから先へは話が進まないのですが、せめて手放される前に区へその旨の連絡なり相談なりをしてくれても・・・と、どうしても思ってしまいます。すべてが決まってから、アリバイ的に自治体と文化庁へ連絡を入れる・・・というのは、やはり保存への動きをあらかじめ封じている意志を感じますね。せめて、もう少し時間があれば、移築の話が進展したかもしれません。
先年、大森の文士村を散歩してきましたけれど、こちらの地域と同様で坂が多く、風情のある街並みですね。わたしの連れ合いの地元でもあるのですが、やはり昔とはずいぶん変わっているようです。
by ChinchikoPapa (2012-11-12 23:43) 

ChinchikoPapa

以前の記事にまで、nice!をありがとうございました。>fumikoさん
by ChinchikoPapa (2012-11-18 20:19) 

ChinchikoPapa

ごていねいに、nice!をありがとうございました。>suzuran6さん
by ChinchikoPapa (2012-11-19 10:55) 

sig

これはこれは。まさに文化史跡保存の大問題ですね。秘密裡?に進められた工事の進捗は、裏返せば、持ち主がその文化的価値を十分に意識していたからこそ、と言えますね。

by sig (2012-11-24 17:03) 

ChinchikoPapa

sigさん、コメントとnice!をありがとうございます。
まだ、ショックがつづいて落ちこんでいます。地域にとってのネットやブログの力不足を、痛感する出来事でした。たとえ江戸の五色不動のひとつが欠けても、これほどのショックではないでしょうね。
落合地域は、将来にわたって「点」ではなく「線」や「面」による豊かな(芸術の)街づくりを行なうための、最大クラスのリソースを失った・・・と思っています。
by ChinchikoPapa (2012-11-24 19:28) 

ChinchikoPapa

12月8日現在の、金山アトリエ跡の写真を記事末に掲載しました。
文字どおり、夢の跡・・・ですね。返すがえすも残念です。

by ChinchikoPapa (2012-12-13 16:24) 

Yoko

うちは工務店なので、維持に手間暇お金がかかるのは理解できます。がしかし、もったいない!写真をみるかぎり、かなりいい状態ですし、すばらしいものなのに。こわしたら、同じ味をだすことは、できないと思います。
p.s.あれからアマゾンでいろいろ東京の地図本を集め、すっかりはまっている今日この頃。ゾルゲ事件の尾崎は下落合の火葬場で焼いたとありますが、火葬場があったんですね。

by Yoko (2014-10-04 22:41) 

ChinchikoPapa

Yokoさん、コメントをありがとうございます。
ほんとうに、もったいないですね。建物の状態もよく、もし自治体が取得していたら、大きな手直しをせずにほどなく「記念館」として公開できたのではないかと思います。一度文化財を壊してしまうと、いくらおカネを積んでも二度と元にはもどせないですね。
落合火葬場は、江戸時代からつづく火葬場のひとつで、落語の「らくだ」にも登場しますね。現在でも、法人組織になりましたが落合斎場として運営をつづけています。もっとも、昔のような煙突のない、最新システムが導入されていますが……。明治以降は、近代史に登場する多くの人々が、落合火葬場で荼毘にふされています。
by ChinchikoPapa (2014-10-05 14:09) 

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