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早稲田の隣りに目白・落合地域がない。 [気になるエトセトラ]

大隈講堂.JPG 早稲田大学(建設中).JPG
  建設中の早稲田大学Click!の隣りには、楽しい早稲田の街が拡がっている。あたりまえのことだけれど、これがあたりまえではないのだ。なぜなら、早稲田の街の隣りには、行けども行けども目白・落合地域が見えてこない。もちろん、リアルな世界のお話ではなく、バーチャルな「セカンドライフ」Click!でのお話。早稲田大学の建設は急ピッチで進められており、演劇博物館や会津八一記念館Click!の豊富な収蔵品の展示も間近いと思われる。常設展示では並べきれない膨大な資料類も、バーチャルでならいくらでも3D展示できてしまう。
  いま、セカンドライフは建設ラッシュだ。わたしの親しい友人のSEが、早大に隣接して早稲田の街を造成中だ。そこには“大隈講堂”はもちろん、さまざまなショップやカフェバーや施設が店開きし、ときに時計台前でコンサートなどのイベントが行われたりする。すでに、早稲田の街のオフィシャルブログClick!さえ存在している。ブログをご覧になれば、いかに精細でリアリティあふれる新鮮な表現ができるかがおわかりいただけるだろう。でも、リアルな(現実の)早稲田の街とはずいぶん様子が違っていて面白い。誘われたので、わたしもさっそく早稲田の街をのぞいてみた。
  セカンドライフへの登録やソフトは無料だし、どこからアクセスしてもいいのだけれど、わたしが入りこんだゲートではかわいいエプロン姿の女性が、ずっと付きっきりでChatによるオリエンテーションをしてくれた。音声による会話もできるのだが、馴れないうちはなかなかうまくいかない。アバターの髪の毛の長さを変えようと操作していたら、なにを間違えたのか一瞬でスキンヘッドになってしまい、メイドの女性に笑われてしまった。「最近はスキンヘッドも少し流行ってるし・・・」と慰められ、もう一度アバターのオリエンへ戻って髪を生やし、「もう髪が伸びた」ともどったらまた笑われた。彼女に誘われ少し16ビートで踊ったりしたあと(案内役の彼女はそれが仕事なのだ)、早稲田の街へ行きたいというと、一瞬でテレポートできるデータをくれる。Webの世界ではURLに相当するSLURLだ。さっそくテレポートしたら、メイド嬢が「いってらっしゃいませ!」(音声)と見送ってくれた。
早稲田2.JPG 早稲田1.JPG
早稲田5.JPG 早稲田6.JPG
  早稲田の街を空中に浮かんで眺めてみると(想い描いたことは、ドラえもんのようになんでもできるのがバーチャルなセカンドライフだ)、少しずつ街が形成・拡大されているのがわかる。ちょっと、カフェに立ち寄ってひと休み。あまり空中をあちこち散歩しすぎると、飛行酔いで吐き気がしてくるから要注意だ。早稲田界隈に残る昔ながらの喫茶店ではなく、ここではお酒も飲める洗練されたカフェバーなのが予想外だ。もうひとつ意外なのは、セカンドライフで出会う女性はなんでみんなキレイで、男は全員がカッコいいのだろう?(自分も含め/爆!)
  ついでに、わたしはおカネを持っていないので(クレジットカードを未登録なので)、いろいろなショップで欲しいものを見つけても、まだ買うことができない。そう、セカンドライフでは独自の経済基盤が成立していて、バーチャルと現実とを問わず面白いビジネスの展開が可能だ。大手自動車メーカーでは、実際にクルマさえ売っていたりする。早稲田大学も、セカンドライフならではのバーチャル講座(生涯学習ニーズ)を開き学生を募集するのだろう。早稲田の街には、リアルではありえない美術館の建設や「鹿鳴館」の再現も予定されているらしい。ちなみに、バーチャルな東京Click!では、すでに千代田城の天守閣が、現実よりもひと足先に再建されて、大江戸の街々も再現されている。天守閣は実物大(61m)に再建されているので霞ヶ関ビルの半分弱ほど、白と黒とのしぶい日本一の天守閣はとてつもなく巨大だ。大奥にも入れるらしいが、わたしのPCに積まれたグラフィックボードが安めでいい加減な製品なので、高精細表示をスピーディにできないのが残念。アバターも江戸風の装いが用意され、なんとおはぐろドブに囲まれた新吉原までが存在しているのだ。
  現実でできることは、セカンドライフでもたいがいのことができる。コンサートへ出かけたり、映画や芝居を観たり、音楽や本を購入したり、勉強したり、コーヒーや酒を飲んだり、仕事やアルバイトをして稼いだり、自分の土地を購入して家を建てたり・・・。大正時代にできた、青山の同潤会アパート(古色まで忠実に再現されている)が人気で、中にはアパレルショップや宝石店がオープンしている。部屋を借りるには、順番待ちをしなければならないとか。わたしも、どこかへ家が欲しくなったので、やっぱり早稲田の西側エリア、目白・落合界隈へ出かけようとテレポートしかけた。・・・だが、目白も下落合も存在しないのだ。(爆!) 日本女子大も学習院も、立教大学も目白大学も川村学園も着工はおろか、キャンパス敷地の確保さえしていない、なにも存在しないのだ。早大が建設されているのに、目白・池袋界隈の学校はかなり出遅れている。
  ということは、早稲田の街の隣りに東京市電(都電)を勝手に走らせて、目白通りから近衛町Click!でも長崎アトリエ村Click!でも目白文化村Click!でもアビラ村Click!(芸術村)でも、自由に造り放題・・・ということなのだ。わたしがディベロッパーである箱根土地あるいは東京土地住宅の役割りを果たせば、目白・下落合の街並みは大正時代から現代までの街並みイメージを問わず、造成し放題・・・というわけなのだ。ただし、それには土地を購入しなければならない。土地の価格は、リアルな世界とは異なりたかが知れている(土地の広さにもよるけれど年間で数千円~数万円だろう)けれど、問題は建築だ。(街並みの再現は吉祥寺がもっとも進んでいるだろうか?)
早稲田8.JPG 早稲田7.JPG
早稲田4.JPG 早稲田3.JPG
  たとえば、目白文化村を再現するとしたら、3Dの家並みを造るにしても相応の資金が必要になる。(といってもCADの世界よりははるかに安価だ) それを賃貸物件にして、同潤会アパートのように住みたい人へ貸したり、あるいは堤康次郎のように高く分譲したりすれば元がとれるかな?(爆!) 街が成熟してくれば、さまざまな隣り近所の付き合いも発生するし、SL住民の絶対数も増えるだろうから、目白通りに好きなショップをオープンしてビジネスしてもいい。そうそう、下落合には佐伯祐三Click!「下落合風景美術館」Click!を、ぜひオープンしよう。このサイトに掲載している佐伯の作品画像は、朝日新聞社版『全画集』からスキャニングしているけれど、朝日新聞社の知的財産センターから「営利目的でなければ、自由に使ってもらってかまわない」との承諾を、ネットへの掲載と画集制作の許可とともにずいぶん以前からいただいている。
  問題は、土地の取得はともかく、街づくりに必要な資金を提供してくれるスポンサーが必要だということ。どなたか、セカンドライフに目白・落合地域を造成する奇特な方はいらっしゃらないだろうか? もうひとつ、ICT環境が少しハイスペックめでないと、セカンドライフにアクセスしにくいことも課題のひとつだ。通常のWindowsXP仕様だと、特にメモリやグラフィックで役不足の感がある。(Macはもともと贅沢仕様だから大丈夫だろう) おそらく、あと数年のちに出るPC上ではスムーズに動作するだろうし、ひょっとするとブラウザへのプラグインさえ実現できているのかもしれない。
 友人のSEのもとには、街並みを造成するスキルと3Dプログラマーたちが揃っている。いまから街づくりをスタートしても、決して早すぎはしないのだ。「Google Earth」が象徴的なように、2次元Webの次は間違いなく3Dのバーチャルネットワークの世界だろう。(NGN環境ではそれがデフォルトだろう) 現在の10年半ほどつづいたWebの世界は、副次的に参照される静的なライブラリーや資料館のように位置づけられるかもしれない。Googleといい勝負を繰り広げるのは、MSでもIBMでもyahoo!でもなくセカンドライフかもしれないのだ。
吉祥寺.JPG 同潤会アパート.JPG
千代田城天守.JPG 募金活動.JPG
  近衛町に建つ学習院昭和寮Click!に住んで本館地下のお風呂にゆっくり入りたい!・・・とか、目白文化村を吉屋信子Click!と同じように犬をつれて散歩したい!・・・とか、アビラ村の金山アトリエClick!で絵を描いて売りたい!・・・とか、下落合にカフェ「杏奴」Click!を開いてママさんアバターを登場させたい(爆!)・・・とか、中井駅の踏み切りの真ん中で誰かを通せんぼClick!したい!・・・とか、落一小学校の前の谷間へ雪を降らせてスキーClick!をしたい!・・・とか、大雨を降らせて目白駅を冠水Click!させたい!・・・とか、富士山が見える夕暮れの下落合でデートClick!したい!・・・とか、相馬邸付きの御留山Click!を丸ごと公園にして子ダヌキと遊んでみたい!・・・とか、中村彝アトリエClick!をいち早く保存Click!して資料館をオープンしよう!・・・とか、上落合にバー「あざみ」Click!やバー「ワゴン」を再現して飲みたい!・・・とか、『さよなら・今日は』の吉良邸Click!を建ててアトリエに喫茶店「鉄の馬」を開店したい!・・・とか、およそやりたいことや想像できることを時間軸・空間軸にとらわれず、なんでも実現できてしまうのがセカンドライフの魅力なのだ。

■写真上は、大隈講堂の上空にて。わたしのグラフィックボードがイマイチなので、背景描写など高精細な表示をできないのが残念だ。は、建設中の早大で演劇博物館のオープンが楽しみだ。
■写真中上上左は、講堂前がコンサートやイベントのスペースとなっている。上右は、早稲田の街角。は、早稲田でトレンディなアパレルのお店でキレイな子ばっかりだ。・・・ホントか?(爆!) 
■写真中下上左は、雑貨を売ってるモールのひとつで、女性の下着の横で「黄金の麦畑」が売られていた。土地を手に入れた人が、敷地に麦畑を造りたかったら買うのだろう。上右は、展示されているのか売られているのかグラフィックや絵画類。は、疲れたらカフェバーでちょっとひと息。
■写真下上左は、再現された吉祥寺の「ハーモニカ横丁」で、有名店がリアルと同様にちゃんと並んでいる。上右は、再現された青山の同潤会アパート。下左は、千代田城の天守閣でとにかくデカイ。もちろん中も見学することができ、天守の屋根に降りて大江戸の街を見わたすこともできる。下右は、募金活動なども盛んに行われている。


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コメント 7

ChinchikoPapa

アスパラガスが好きなわたしとしては、垂涎の写真でした。
nice!をありがとうございました。>Krauseさん
by ChinchikoPapa (2008-06-14 22:54) 

ChinchikoPapa

鎌倉時代に建てられた民家が、現役で使われているというのは驚きを通りこして奇跡ですね。nice!をありがとうございました。>一真さん
by ChinchikoPapa (2008-06-14 23:01) 

ChinchikoPapa

映画を最前列で観ますと(オーケストラも同様ですが)、確かに「風」を感じることがあります。「United Artists」のクレジットすごいです、驚きました。
nice!をありがとうございました。>sigさん

by ChinchikoPapa (2008-06-14 23:07) 

ChinchikoPapa

レンズを向けられる視線に、いつもハッと気づかされ、新鮮な気持ちを味わせていただいてます。nice!をありがとうございました。>takagakiさん
by ChinchikoPapa (2008-06-15 00:30) 

sig

こんにちは。「セカンドライフ」は面白そう、と気になっていたのですが、詳しく見せて頂き、ありがとうございました。
でも、バーチャルでありながら現実でもあるところが怖い気がして、今のところ近寄れません。
それにしても紹介画面がとてもきれいなのですが、モニターを撮影されたのでしょうか。
by sig (2008-06-15 09:45) 

ChinchikoPapa

sigさん、コメントとnice!をありがとうございます。
きのう、たまたま近くのカフェにいましたら、知り合いの女性(かなり若いです)がコーヒーを飲みにみえたので、「セカンドライフやったことある?」と訊いたら、「入りこんで、もどって来られなくなるとまずいからやりません」とのお答えでした。やはり、現実とバーチャルとの境界が曖昧になることに、少し不安を感じられてるのですね。わたしも歩きまわりすぎると、現実の街角とバーチャルの街角が混然となり、妙な感覚にとらわれることがあります。
画像は、PCのPrintScreen機能で、そのままキャプチャーしたものです。わたしのシステム環境が不足していて、本来のセカンドライフの高精細な実景に比べ、かなりグラフィックが省略表示されていると思います。
by ChinchikoPapa (2008-06-15 23:34) 

ChinchikoPapa

mustitemさん、こちらにもnice!をありがとうございました。
by ChinchikoPapa (2008-06-16 19:47) 

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